| ■ 緑膿菌の対策、銀イオンにおまかせ! |
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緑膿菌は、寝たきり老人の床ずれ(褥瘡:じょくそう)の原因菌です。レジオネラ属菌と同じようにバイオフィルムを形成する自然環境に生息する菌で、塩素や抗生物質が効きにくい耐性菌が発生し、緑膿菌感染症の発生した現場では対処に大変手間取る菌として知られています。 当社の古い実験データに緑膿菌に対して銀イオンが高い殺菌力を示していたものがあったので、日本イオンの研究室で実際に再検査を試みました。 ちなみに、緑膿菌は温度に対して耐性があると言われているので、先ず40℃の環境状態でどの程度生存しているか調べた結果、5分間接触で62%死滅し、30分間放置しても菌数は減少するもののまだ生存していました。比較として塩素殺菌も試みましたが、遊離残留塩素濃度0.3ppmの40℃の湯の中では、1分間接触で67%死滅し、5分間で97%死滅、20分間で完全に死滅しました。驚異的であったのは、やはり銀イオン殺菌の場合、銀イオン濃度0.1ppmの40℃の湯の中で、1分間接触で99%死滅し、3分間で完全に死滅していました。 緑膿菌の存在について、日本の水道水基準では規制値は設けられていませんが、米国では緑膿菌を環境ホルモンなどと同じように有害物質のひとつとして規制しています。米国において水道水基準で規制されているということは、水道水が緑膿菌で汚染されている危険性もあるということで、日本の水道水は大丈夫かなと、ちょっと怖い気がします。 国内では、お風呂におけるレジオネラ属菌の防除対策が社会問題となっていますが、老人保健施設や老人病院の入浴施設の現場では、緑膿菌感染症が次の深刻な問題としてクローズアップされています。今回の実験で改めて銀イオンが緑膿菌の殺菌に大変効果的であることが分かり、今後は、緑膿菌感染症の対策にも、銀イオン殺菌装置を活用するケースが増えていくことが期待されるでしょう。 |