日本イオン株式会社
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人体に対する銅イオンの安全性と役割
銅は食物に含まれる必須栄養素です
銅の安全性
銅や緑青(銅のサビ)が有毒であるかどうかはの動物実験は、かつて、東京大学
医学部で6年間行われ、その後厚生省でも実施されました。この一連の実験の結論
として、銅の溶液(=銅イオン)は優れた殺藻効果があると同時に、人体に対し
ても無害で、実用上は安全であると報告されました。私達は、毎日の食事で約0.002〜0.005グラムの銅を摂取しています。先のテスト
ではその1000倍相当(体重換算して)の量をマウスに与えてもマウスは2年間なん
ら異常なく生育したと報告しています。この実験でマウスが毎日食べた銅の量は、
人間に換算すると2〜5グラムの銅、つまり小さな銅のコインを毎日食べているに
相当する量です。ちなみに、弊社の銅イオン殺藻装置は、銅イオン濃度を 約0.3 ppm (mg/l)
にて使用するものであり、現場測定においても、銅イオン濃度が 1.0 ppm (mg/l)
以上検出されたことはありません。そこで、人が平均的に毎日の食事で摂取してい
るといわれる量の0.003グラムの銅を、もし銅イオン濃度約0.3 ppm (mg/l) の水で
摂取するための水量を計算すると、なんと、約10リットルの水に相当します。実
際に、これほどの多量の銅イオンを含んだ水を飲むことはなく、銅イオン殺藻装置で
殺藻されている水を多少飲み込んだとしても、まったく問題が無いのです。
水道水の水質規準
なお、水道水の水質規準における、銅イオンの含有規制値は1.0 ppm (mg/l) 以下
となっていますが、これは多すぎる銅イオンは水に味をつけてしまうため、水の味
覚上の問題から規制されているものです。銅は毒物としては扱われていません。あ
る下水道処理場では、銅板を防藻対策素材として使用し、環境保護に大変役立って
います。
銅は人にとっての必要栄養素
銅は食物にもたくさん含まれていて、銅は人類にとっては不可欠の必要栄養素で
あり、必須微量元素といわれています。銅の他に、鉄、亜鉛、クローム、マンガン
なども、私達にとっての生命の維持になくてはならない必須微量元素です。銅は、人が古くから食べてきた食品に自然に含まれています。野菜、果物、魚、
肉、牛乳、卵、豆、米、麦など、動植物いずれのものにもふくまれ、特に、ごま、
牡蠣、レバー、ココア、海藻などに多く含まれています。特に、乳児は健全な発育のために、大人の3倍もの銅を必要としています。その
ため、母乳の中には0.45 ppm (mg/l) ほどの銅が含まれています。粉ミルクにも、
昭和59年から母乳と同様の濃度になるように銅が添加されることが決まりました。銅は毎日の必要量を摂取すれば、あとは自然に排泄され、体内に必要以上に蓄積
されることはありません。
人体における銅の役割
私達の血液のヘモグロビンと呼ばれる赤血球の赤い色素を、作るために微量の鉄
と銅が役立っています。鉄があっても銅が無ければ正常な血液はできず、貧血にな
ります。この症状は銅欠乏性貧血と呼ばれています。
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